丁先生、漢方って、おもしろいです。
想い焦がれていた本との再会を書いた昨日♪
再読、進めています。
やっぱりおもしろい~!!!
刺さったことって共有したくなります。
まず、一番初めのトピックが
ふむふむ、早速興味深い。

日本で西洋医学と漢方(東洋医学)が逆転したのって、明治維新前後で、それまでは漢方の方が主流だったそうです。
まずここでびっくり。
なんとなく漢方(東洋医学)って、おまじないとか、民間療法的なイメージが私にもあったので^^;
多発する脚気(かっけ)で亡くなる人が多発し、それを直す為に政府が脚気病院を作る。
それは西洋医学で治療する《西病棟》、東洋医学で治療する《東病棟》に分けられ比較された臨床試験だったそうです。
こんなことする政府もすごい^^;
で、結果は漢方(東洋医学)が優勢でした。
え???
それなら今も東洋医学がスタンダードになってるはずじゃない?って思いますよね。
この結果を受けて、政府が「どのような治療を行ったのか」を東洋医学サイドに聞いたのですが、その答えが
「秘密です。」
!!!!!
まさかの、秘密!笑
「秘伝だから全部は教えられません」って答えたらしいのです。
え~~~汗
けれど、漢方の世界では当たり前のことだったようです。何故なら、その道に進もうと思った時に弟子入りし、修行を積んでいくという師弟関係が当たり前で、何十年もの時を得て、師匠が許可して初めて伝えられる世界だったから。
そんなシステムも確立されていない世界観を政府は採用できなかったのですね。
漢方の本も出版されていたけれど、肝心な部分は守秘義務で書かれていないし、なんなら嘘が書かれていたものもあったらしい。
守るために必死やん!笑
いや、笑い事じゃなく真剣な世界なんだけれど。
長年かけて築いてきたものを簡単には教えられない、人体、治療に関わることだからより大切に考えられていたのでしょうか。
こういう「世間一般に普及させやすいか」とか「判断しやすいか」というところが重要視されるのは、この分野だけじゃない、建築にも思い当たる節があります。
例えば昔の大工さんは木の性質をよく知っていました。
一本一本異なる木の性質を見極め、適材適所で使っていく。
優れた技術で木と木と継手を加工し、地震にも耐えうる強度を建物を作っていく。
今、地震で被災した建物被害の調査に少し関わっているのですが、古い住まいでも構造がしっかりしていると建物は強いです。
昔は今みたいに「耐震基準」や「金物で補強」みたいな概念もなかったのですがしっかりしている。
けれど、その安全性をお役所が見ても、判断が難しい。
そこには大工さん以上の知識と経験が必要になるわけですが、そんなの持っている人いません。
どんな職員にも判断でき、様々な住宅会社の住まいを平等に審査判断していく必要がある世の中に、優れた大工の木組みが理解してもらえないのです。
木の性質なんて全く考えていなくても、強い(と実験ではクリアした)金物を計算上有効な場所につけた建物は建物を建てる際の「確認申請」に通る。
そういう世の中。
大工という職業も昔は弟子から始まり修行しながら棟梁について仕事を習い盗んでいく(良い意味で)世界。
数値で伝承できるものじゃないんですよね。
経験の中で研ぎ澄まされていく感覚というか。。。
今の住宅はプラモデルみたいに、番号通り組み立てていけば経験なんて無くても建つ住宅も多いけれど。
住宅設計の仕事をしていて、伝統技術が廃れていくのを目の当たりにしていたので熱くなってしましました^^;
話を戻して、漢方!
大工さんと少し似ていませんか。
本当に良いものが流通するんじゃなくて、誰にでも伝えやすく未来を見据えやすいものがスタンダードになっていくのでしょう。
それによって失われていくものも大きい気がしますが、どちらが正しい!じゃなくて、あるものは上手く使って毛嫌いせずに知識を入れてみるのが一番かなぁと思います。
西洋も東洋もいいとこどりできる現代!
ラッキー♪
本の目次1の数行でこんなに書いてしまいました。
勝手なイメージじゃなくて背景を知るって面白い。
とはいえ、これが100%正解ってことじゃないだろうし、気持ちの余白&客観視できる自分をパートナーにワクワク読み進めていきます。
まだまだおもしろいところがあって、そわそわ。
しばらくこのシリーズ続きそうーーーっ。
うん、漢方って、おもしろいですね!
