健康になることが目的ではない、ということ
健康に過ごしたい、というのはきっと皆の願いだと思います。
私も同じく。
30代後半頃からでしょうか?
友人と話す話題も健康に関することがぐんと多くなってきました^^;
もともと栄養学や食育に興味があったことも重なり、薬膳を学んだり、薬草を摘んでお茶にしてみたり・・・
薬膳をきっかけに東洋医学に興味が湧いて、色々な本を読み漁っていたある日。
ふと手に取った本に、私を原点に立ち返らせてくれる文章がありました。
著:仙頭清四郎 より
身体の異常は機能障害そのものが「病気」なのではなく、不具合による実際の生活の支障以上に身体の不具合に「心が串刺し」になって「患い」、不具合をなくすことや不具合を避けることに生活の多くの時間を奪われることこそが、「気」が「病んだ」「病気」の姿だと感じています。
不調を直さなければと、そこばかりに気を取られ時間を取られ、「健康」に縛られていることこそが、「病気」ということ。
なるほど。

ついつい「身体によいことをしなければ!」と思い突き詰めてしまいがちです。
健康診断の数値の変化にも必要上に敏感になったり・・・
そうやって気にして思い悩むことこそ、気を病んでいるということ!
身体の具合が悪いなりに、その日を有意義に生きることが「健やか」であり(以下略)
本当にそうですよね。
自分自身をしっかり見つめて納得しながら暮らすということでしょうか。
そういう人って表情がイキイキしていそう。
健康に生きるとは、病気にならず異常のない時間を過ごすことではなく、心身を犠牲にしながらも、人に役立ち、社会に何かを残すことを目指し、それができない状況や環境でも何かを手に入れて自分の中に何かを残す、時間をつなぐことだと考えています。
生きるということは身体を使って身体を壊していくことです。
(以下略)
生きるとは、身体を壊していくこと!
衝撃的な文章でした。
そうそう、最近見た「舟を編む」という辞書編集者さんにフューチャーしたドラマでの印象的な言葉。
「生きるとは変化すること」
変化を恐れず、常に変化し続ける事こそ、生きるってことなのか!
性能のよい包丁を丁寧に手入れして、一度も使わずケースに入れて飾っておくように、身体をどこも何も異常なしに手入れすることを最優先する生活を送って、結果、何も手に入れられない一生を終わるのを、私は望みません。
この例、とっても分かりやすいですよね。
膝を打つ言葉でした。
【健康】という、誰もが願い関心をよせること。
けれど、それを目的に、そこだけを血眼に目指して突き詰めていったのでは、まさに上記の包丁とおんなじです。
健康は目的じゃなくて、自分自身が心地良く過ごす為のツールであり、手段に過ぎない。
自分が望むように、遊ぶ!学ぶ!旅する!競う!食べる!読む!走る!集う!etc
好きなことに没頭するために使うのが「健康な身体」なんですよね。
当たり前のようで、分かっているようで、
つい、色々と我慢して健康を目指そうとしていたところもあったかもしれません。
これを念頭に置き正しい知識を持って、判断・選択していきたいと思います。
がっつり東洋医学を学ぶ書物だったのですが、ラストのこの言葉たちが一番沁みました。
いやでも、これが全てに通じるんです。
ノートにメモしていたのを忘れたくない!共有したい!と書いてみました。
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今日は、以前から受けていた食生活推進委員養成講座の最終日。
無事に修了証書を受け取ることができました。
住宅設計の仕事を生業にしながらも、小学生のころからずっと憧れていた《食・栄養》の分野。
やっぱり学んでみたい!
そう思った翌日に、養成講座募集のお知らせが届いて驚いたのを覚えています。
参加者の中に、同じように子育て中の、とても素敵な空気感の方がいらっしゃって、子育て含め色々なお話ができました。
みなさん、年代も想いも全く違いましたが、それぞれ楽しい方々ばかり。
申し込みしてよかったなぁとしみじみ。
そして帰宅すると
【薬膳コーディネーター】の認定状が!!!
7月15日。
なんだか感慨深い、特別な一日となりました。

3月末に退職して以降、やりたいことが沢山あって自分なりに考え悩み、立ち止まり、引き返しながらも決断してゼロから進み始めたこの道。
経験もないし繋がりもない。やり方も分からないし、ないないなーい。
そんな風にちょっと不安に押しつぶされそうになっていたのですが、背中を押してくれる言葉が届きました。
好きなだけでいいんだよ。
好きな気持ちがあれば、それでOKだよ。
そっか、ならOKだ。
めちゃくちゃ好きだし、身体や気持ちの不調や不安を経験しているからできることがあるハズ。

薬膳コーディネーターは、所得してからが本当のスタートだと感じます。
自分なりに使いこなせるよう、日々の暮らしの中で試行錯誤していきます。
知識は勿論なのですが、上記の言葉のような考え方もお伝えできたらいいな。
習って聞いて、ひと時の満足で終わらず、心にストンと落ちてくれるような。
色々と思うところがたっぷりの一日となりました。
心地良く暮らせるためのお手伝いが出来るように、思考錯誤してみます。